建物の老朽化が進むにつれ、修繕や改修等の維持管理の費用を賄う財源の確保等の課題が年々大きくなってきています。このような中、2023年度より、公益財団法人近江兄弟社、近江八幡市観光物産協会、近江八幡市役所、地元まちづくり団体や観光事業者、ボランティアグループ等が連携し、これまで限定公開であった建物を、宿泊やガイドツアー等の観光事業へ積極的に活用し、その収益の一部を将来的な維持管理費用の財源として積み立てることで建物の次世代への継承をはかっていくこととなりました。
ウォーターハウス記念館でのご宿泊やガイドツアーをご利用いただくことを通じて、皆様から、ヴォーリズ建築の国登録有形文化財ウォーターハウス記念館の維持保全活動に応援を賜れますと幸いです。